初心者から学べる分子栄養学アドバイザー養成講座

難病を持つ娘を育てる日々
娘は、先天性筋強直性ジストロフィーという難病を持って生まれてきました。
全身の筋肉に弱さがあり、呼吸も弱く、
生後しばらくは人工呼吸器を使用するほどでした。
子どもの成長は本当に素晴らしく、ゆっくりではありますが
徐々に呼吸器から離れられる時間も増え、強く育ってくれました。
しかし、医師からは「呼吸器感染症に罹患すると重症化は避けられないだろう」
と言われ続けていました。
私たちは、娘のためにできる限り外出を避け、人との交流を最小限にして、
基本的に家に閉じこもる生活を送っていました。
唯一といって良いほどの外出先は、娘の通う療育施設。
私はそこで看護師として働き始めました。そこでは、娘より重篤な子どもたちが
一生懸命に育ち、そのお子さんたちを懸命に優しく支えるご家族とたくさん出会い、
本当に勇気をいただきました。
しかし同時に、病気を持ち、元気に生き続けることの難しさにも直面することとなったのです。

募る不安と、誰にも理解されない恐怖
益々、恐怖と不安が募り、極端に外出を避けるようになっていきました。
この不安を人に相談しても、決まって返ってくるのは
「みんな感染症にかかって強くなっていくんだよ。大丈夫」という言葉。
その言葉を聞いて、私は素直に受け入れることができませんでした。
だって、「娘は乗り越えられなかったら…?」
そんなことばかり考えて数年が経ちました。

避けられない現実との対峙
娘は4歳になり、待望の第2子を出産。
息子は幸いにも健常児として生まれてくれて、元気に育ってくれました。
息子は2歳になり、保育園を考えていました。
しかし、不安で仕方なかった現実に立ち向かわなければならなくなったのです。
息子を保育園に出すということは、感染症を家に持ち帰る生活がやってくるということ。
避け続けてきた感染症に、立ち向かわなければならない。
「どうしたら…」
悩みに悩み、どうにか感染症に立ち向かえる方法はないかと、検索魔になりました。

腸活の落とし穴
そこで最初に出会ったのは「腸活」でした。
なにやら、感染症に対抗する免疫細胞の7割が腸内に存在しているため、
腸内環境を整えることが良いというのです。
それを知ったとき、無心になって腸活について学びました。
ありとあらゆる方法を娘に試しました。
しかし、元気になるどころか、みるみるお腹の調子が悪くなる。
なんだか風邪をよく引くようになりました。
「何かがおかしい。このままでは息子の入園に間に合わない」
焦りは募るばかりでした。さらに検索魔に。
そんな中で出会ったのが、安藤麻希子先生のインスタグラムでした。

「ママは家庭のドクターになれる」
先生のインスタグラムの説明欄1行目に書かれた言葉。
「ママは家庭のドクターになれる」
この言葉を見て、直感的に「これだ!」と思いました。
インスタの投稿を見ると、腸活の落とし穴があること、
単に大腸にアプローチすればいいわけではないということ、
アプローチの仕方には個別性が大事だということ。
子どもの不調の背景には栄養不足が隠れているということ。
すべてが目から鱗でした。
病院では「様子を見ましょう」と見送られていて、
私も病気のある子だから仕方ないのかもと思っていた、娘の小さな不調の数々。
投稿を読み進めていくうちに
「これは病気ではなく食事と栄養が原因だったのかもしれない。
もっと専門的に学びたい!娘をもっと強く育てられるかもしれない!」
そう思い、分子栄養学アドバイザー養成講座をすぐに申し込みました。

絡んだ糸がほどけていく
学び始めると、ひとつひとつ、絡んだ糸が紐解かれていくように、
原因とやるべきことが見えてきました。
実は、基本的でありながらも見落としがちなところに原因があったんです。
娘に本当に必要だったのは、消化対策と彼女にとって適切な食事の見直しでした。
次に、口腔から大腸までどこで躓きやすいのかという原因を探っていき、
順番に対策をしていくことでした。
娘は疾患の特性上、あまりよく噛まずに丸のみすることが多かったことに気がつきました。
そのため未消化物が多く小腸に流入し、小腸内細菌が異常増殖しやすくなっていたこと。
その結果食事量にも影響を与えていました。
私が彼女にとって適切だと考えていた食事と本当に必要な食事に大きなギャップがありました。
それが分かっただけで、「まだ、この子はもっと強く育てることができる!」と、
希望が湧いてきました。

オーソモレキュラーアカデミーで学んで
オーソモレキュラーアカデミーの分子栄養学アドバイザー養成講座は、
すべてオンラインで学べる形式でした。
リアルタイムで開催される講座もすべてアーカイブに残るため、
家事や育児の合間に自分のペースで学ぶことができました。
分子栄養学と聞くと、とても小難しいイメージがありましたが、
とてもわかりやすく噛み砕いて講義してくださるので、頭にすっと入ってきて、
学ぶのが本当に楽しかったです。一度聞いてわかりにくいところも、
何度でも繰り返し動画で見返しながら勉強できるので、行き詰まることがありませんでした。
特に印象的だったのは、定期的に開催される症例検討会です。
実際の症例を通して、講師の先生方から症例の考え方などを学ぶことができ、
リアルタイムに質問できる場があるのはとても勉強になりました。
アドバイザーとして活動するうえでも、今でも毎回多くの学びをいただけるので、
毎期とても楽しみにしています。
アドバイザー養成講座を受講中は、まだ自宅で1歳の息子の育児をしながらでしたが、
このようにサポート体制も充実していたので、無理なく学ぶことができ、娘ばかりでなく、
家族全員の体の状態が点と点で繋がるように見えるようになっていきました。
この学びの時間があったからこそ、娘の体の変化を見逃さず、
適切に対応できる自信がついていきました。

娘の変化、そして私の変化
実際、娘がどうなっていったかというと、悩んでいたお腹の張りやすさや膀胱炎は、
徐々に発症頻度が減っていきました。そして、食べられる量が徐々に増えていきました。
息子が保育園に入園してから、いくつか感染症を持ち帰ってきましたが、
息子だけで済むか、または、娘にうつっても自宅療養で済む状況で、
先日は、入院は避けることができないだろうと思っていたRSウイルス感染症も
入院せずに乗り越えることができました。
この知識を学ぶ前に感染していたら、また違っていたかもしれません。
これまでの、家に閉じこもっていた日々の選択も娘のためには間違っていなかった。
でも今、学んで強く乗り越えられていることが、本当に嬉しいし、未来への不安はほぼなくなりました。
そうは言ってもすべての不安を拭い去ることは、できません。
しかし、その少しの不安な思いは、日々の食事の努力に昇華させていきました。
そして何よりも、感染症にかかる前は、必ず栄養不足の体のサインが出ているんです。
それに気がつけるようになったことは、本当に自信になりました。
少しでも「?」と娘の変化が気になったときは「原因は何だ?」と
絶対に見逃さないぞ!という気持ちで、さながらドクターや探偵の気持ちで
娘の体調と向き合っています。
このように、自分の中に知識があることで、
SNSで流れてくるような健康情報には全く惑わされることはなくなり、
小児科任せの体調管理ではなくなりました。

同じように悩む人達へ、この知識を届けたい
そこから、「同じように悩む人達にこの知識を届けたい!」と
アドバイザーとして活動したいと思い、現在はSNSでの発信活動や個別相談、
オンライン講座、リアルイベント開催などの活動をしています。
特に、子どもやご家族のご病気を支えるご家族へ、
「まだできることあるよ!伸びしろいっぱいあるよ!」と
優しく寄り添うサポートをしたいと考えています。
あの頃の私のように、健康情報迷子になっている方、
病気だから仕方ないと諦めかけている方、不安で押しつぶされそうになっている方へ。
分子栄養学は、あなたとあなたの大切な人の未来を変える力があります。
「ママは家庭のドクターになれる」
この言葉は、私にとって希望の光でした。皆さんにとっても、そうなることを願っています。


